DUST     2014

無色透明なガラスの表面に浮かぶ埃、水垢、塵などを撮影した。
我々が普段重用することのない汚れに焦点を当てることで、
無色透明なガラスを媒介に外側と内側の世界が混在する。
汚れは、我々を取り囲む環境の自然活動、何らかの生命活動によって
生じた痕跡である。
汚れを凝視し続けることは、現在自分の周辺で起きている状況に
身体的に近づくための手段となった。

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